本日の伏見人は、中書島で美味しいお酒とこだわりのコーヒーが味わえる『Cafe & Bar SEED』のオーナー種村圭祐さんにお話を伺いました。

お店全体を俯瞰して見るというくらいお客様を自然な優しさで包むバーデンダーの種村さん。

奥さんとお子さんを大切にされている温かいお人柄です！

お店をされたきっかけや、コーヒーへのこだわりを中心にお話をお聞きしました☆

Q1. どんなお仕事/活動をしていますか？

縁が導いてくれたバーテンダーの道。これからも、人と人との縁を大切にしていきたい。

お酒を飲みに行くのが好きで飲み友達がすぐにできるタイプ。たまたま入ったバーで知り合った方達に自分自身を救っていただいた経験があり、自分も人と人が繋がれるようなお店をしたいと以前から思っておりました。

カフェのオープンに向けバリスタの専門学校に行こうと準備をしていた時、良く飲みに行っていたバーのオーナーが諸事情でお店を誰かに譲りたいと話を持ちかけてくれたんです。そして、ここ『Cafe & Bar SEED』をオープンさせました。

日頃からの人との縁がきっかけでなれた、バーデンダーの職業。天職だと思っています。

これからも、人と人との縁を大切にしたい。そしてこの場所が、お客様同士の出会いのきっかけの場所になってほしいと思っています。

Q2. 大切にしていること/こだわり

こだわりの珈琲と、他には置いていないお酒。

甘い缶コーヒーしか飲めなかったのですが、バーで知り合ったバリスタの方に淹れていただいた珈琲で本物の美味しさを知ったのをきっかけに珈琲の世界に嵌りました。

珈琲は特別な豆を自家焙煎しホットはドリップ、アイスはコールドブリューと、豆、焙煎、抽出と全てにこだわっています。

また、お店に並んでいるお酒にもこだわっています。僕も他のお店で飲んだことがないお酒がたくさんあり、自分自身が飲みたいのもあります。
お客様にもこんな美味しいお酒があるんやっていうのを、味わっていただきたいので色々なお酒を集めています。

なので、他には置いていないお酒があったりします。

特にお勧めは『KNOCKANDO』というお酒。僕がバーに初めて行った時に飲んだお酒で、このお酒が無かったらバーでの縁も無かったかもしれない。

このお酒にまつわるストーリーは、うちで飲んでいただいた時に話すようにしてます。

Q3. 伏見のココが好き！！

酒の席の失敗談も笑話に変えてくれる、伏見人の気さくな区民性に助けられています。

地元は上京区なのですが、奥さんの職場が伏見にあるので子育ての事を考えて伏見にやってきました。伏見区に来て最初の印象はバスの本数が上京区に比べて少ないなということ。自転車で移動できる今は不便ではないですが、都会すぎない所が魅力なのかもしれません。

いざ住んでみると人の温かさを感じる下町というか、親しみやすい町。

お酒の席での失敗談も笑話にしてくれる、温かく見守ってくれる人が多いので、ありがたいです。

Q4. オススメのお店・場所

東高瀬川の川沿いの道は子どもとよく行く、散歩コース

おすすめのお店は『BAR Lag Wagon』さんですね。
伏見に来て、最も影響を受けたバーです。

おすすめの場所は、東高瀬川の時代劇の撮影によく使われる松本酒造の酒蔵付近から伏見港に向かって歩く土手沿いの道。子どもとの散歩コースとしてよく通るお気に入りの場所です。

春は土手いっぱいに咲く菜の花がとても綺麗で、散歩をしながら季節を感じるのが好きです。

Q5. 今後の目標

この場所で、一生続ける。誰でもWelcom。そんな覚悟でやっています！

バーデンダーには定年はないので、おじいちゃんになっても行き場を求めているお客様のために、この場所で一生お店を続けるつもりです。

飲み足りない2軒目としてはもちろん、終電を逃した人、始発待ちの人、深夜に飲み足りなくて行き場を探している方、誰でもWelcomのお店です☆

中書島で根を張る覚悟でバーテンダーをしています。

Q6. まいぷれスタッフ独自調査中！最後の晩餐に食べたいものは？

最後の晩餐は、ラーメンです。

元々ラーメン好きなのですが、その日SEEDに居合わせたお客様達と食べる、1日の締めの朝ラーメンは最高です。

SEEDで起こった出来事を全て見ているお客様とのアフターパーティーのような時間です。