JR・京阪東福寺駅で降りて、高架下の駐輪場を右手に見て九条通を南に渡ればすぐ、インドとネパールの国旗が見えてきます。東福寺のこのあたりは、観光地ではありますが庶民的な町で、気軽に入れる飲食店もたくさんあります。カトマンドゥダイニングアンドバーもその一つで、石材屋さんと不動産屋さんに挟まれた、いわゆる町の食堂といった感じの店構えです。お店は2015年11月にオープン、今年で2年目だとか。
中に入ると意外と広く、4人がけテーブルが3つと2人がけテーブルが2つ。壁に飾られたヒマラヤのポスターやインドの壁飾りが「いかにも」感をかもし出しています。ランチメニューは結構充実していて、定番のカレーセット（750円）のほか、ビジネスランチ（750円）、Aセット（900円）、Bセット（1000円）、レディースセット（1050円）、ネパールタリーセット（950円）、カトマンズスペシャル（1300円）なんていうのもあって、カレーの種類や数、副菜の有無など、いろいろ選べます。子どもさんには甘口カレーのお子様セット（650円）というものが用意されています。また、カレーの辛さは大甘から激辛までの6段階から選べます。

この日いただいたのは、デザートがついたレディースセット。辛さは無難に「普通」を選びました。カレーの種類は日替わりとチキンとの選択で、日替わりが「しめじとかぼちゃのカレー」というちょっと珍しい一品だったので、それをチョイスしました。煮崩れなしの大ぶりのかぼちゃがごろごろ入ったさくさくの食感。タイ料理のカレーに慣れた舌には、ちょっと辛さが物足りなかったかなという感じ。皿からはみ出る大ぶりのナンは、女性が完食するのはちょっとてこずるかも。デザートのアイスクリーム（バニラ＆チョコレート）と飲み物（コーヒー、チャイ、ラッシー、ウーロン茶、コーラから選択）までついて1050円なら、そこそこ庶民的な価格設定です。