伏見人
夢は山下清! 子供たちの故郷伏見を盛り上げまくる「よろず地域貢献人」
愛護協力会会長を務められている南部公園にて。
本日の伏見人は、南部公園愛護協力会の会長である晴佐久浩司さん。
実は、大人が夢を語る場「ふしみ~な」の代表や伏見寒天プロジェクトの副代表など、代表的なものだけで、なんと4団体の幹部でいらっしゃいます!
凄すぎませんか!
こんなにたくさん伏見で地域貢献活動をされている晴佐久さん。
もはや伏見の地域貢献にはなくてはならない方ですね。
このバイタリティ溢れる活動の原動力は一体何なのか。
お話をお聞きしました。
南部公園での管理の様子。バジルやしそも生えてます!
上:伏見寒天プロジェクトの誕生秘話演劇!
下:伏見中学校敷地にて寒天発祥の地の石碑を建立しました!
伏見の5つの地域貢献団体で活動しています。
主に大手筋商店街の近くにある南部公園愛護協力会会長として、南部公園の定期的な花壇の水やりなど管理や公園でのイベントの主催をしています。
また伏見寒天プロジェクトの副代表としても、伏見中学校敷地内に寒天発祥の石碑を建てたり、12/26を「寒天発祥の日」に記念日登録するなど活動してます。
また、大人が夢を語る場「ふしみ~な」を代表として運営しています。
大人になったらあまり夢を聞かれないですよね。
でも仕事に子育てに頑張る大人こそ、夢を持ち発表することは大切だと思い、
大人の夢の語り場「ふしみ~な」を立ち上げました!
また、かつて地名の通り桃の木がたくさん生えていた桃山地域にもう一度桃の木を植える、桃山プロジェクトの副代表としても動いています!
桃山小学校をはじめとした伏見桃山地域の学校や幼稚園、公園に桃の木を植樹し、管理をしています。
ほかにも伏見~るかるたのメンバーとして、京都工学院高校さんで制作された伏見について書いたかるた「伏見~るかるた」の普及活動をお手伝いするため、かるた大会やウォーキングなどのイベント企画を行いました!
上:桃山プロジェクトで植樹した桃の木!お隣は会長の藤崎さん!
下:もちろん南部公園にも桃の木あります!
私には3人の子供がいて、ずっと伏見で育っています。
そのため伏見は子供たちの故郷でもあります。
私は兵庫県の農村地域出身で伏見に引っ越してきましたが、故郷の存在は自分にとって特別なものです。
なので、子供たちの故郷であり、特別な街である伏見をよりいい場所にしたいという思いで活動しています。
もちろん、ボランティア精神だけで動くのではなく自分も楽しむことも大切に活動しています!
上:南部公園前でパシャリ!
下:南部公園愛護協力会の様子。
伏見は昔から、大阪と京都を結ぶ交通の要衝でした。
その影響もあってか、伏見の人は大阪人の気さくさと京都人の気配りを兼ね備えてる人が多く、取っ付きやすい印象です!
また、伏見に親子3世代で住む人も多くいらっしゃるため町に落ち着きがある一方、
商売人も多いのでよそ者を受け入れる雰囲気もあるという、絶妙なバランス感を持っていらっしゃるところが魅力かと思います!
南部公園の様子。公園の利用案内には、小さい子の軽いボール遊びはOKとなってます!
南部公園をみんなの憩いの場に。敷地内に涼める芝生を育成中!
まず、自分が愛護協力会の会長をさせていただいている南部公園をおすすめしたいです!
最近工事が終わって広く清潔になり、雰囲気も明るくなりました!
子供たちがたくさん遊んでいるのを見ると、会長としてもとても嬉しいです。
実は、この公園では京都の多くの公園で禁止されているボール遊びをOKにしてます。
一方で野球やサッカーは禁止ですし、そもそもできないような遊具の配置です。子供たちが「ボール遊びしちゃダメ!」なんて怒られない公園を目指したいですね。
今後は、大人が気軽に井戸端会議ができる「大人の出会いの場」にもしていきたいです。そのために、日中の暑い日でも過ごしやすいよう南部公園の北側に芝生を育成予定です!
また、初めて会う方とも気軽に話せる出会いの場なので、居酒屋やバーに行くのが好きです。
居酒屋「酒房わかば」さんがおすすめ!
大将のお子さんと自分の子供が幼稚園で友達になりパパ友になったことがきっかけで通い始めました。
また、BAR Lag Wagonさんもおすすめ!
店長さんとも地域活動を通して仲良くさせていただいてます。
上:伏見寒天プロジェクトの石碑。晴佐久さんのお名前が載ってます!
下:ふしみ~なで企画され叶った晴佐久さんの夢「水辺で乾杯in伏見」
私は兵庫県の農村地域出身なので、将来は農村地域に住みたい思いがあります。
日本にはたくさんの農村がありますが、村おこしや町おこしに困っている場所は多いです。
そのため、日本の農村地域を3年から5年の単位で住み歩いて、住んだ地域を活性化していきたいです!
モデルは山下清さん。山下さんの実話を元にしたドラマ「裸の大将放浪記」では、
山下さんが訪れた地域で絵を描くことによって、その地域が活性化していきますよね!
そんな感じで、「自分が住んだ各地域を盛り上げ、盛り上がったら違うところに住む」を繰り返したいです!
そのために、伏見にてたくさんボランティアを引っ張り、村おこしや町おこしで必要な、コミュニケーションスキルをはじめた様々なスキルを学んでいます。
また、高杉晋作さんが三味線で即興演奏してまわっていた「都々逸」にも憧れ、三味線を7年ほど習っています。
将来は高杉晋作さんのように、三味線の即興演奏を住む地域で行い、地元の人と関わるきっかけづくりにしたいなと思っています!
【編集コメント】
急な取材だったにも関わらず、たくさんお話をしてくださりありがとうございました!
晴佐久さんの底知れぬバイタリティの根幹には、お子さんへの愛や叶えたい夢があったのですね。
私も、何歳になっても晴佐久さんのように夢を持ったいきいきとした大人でありたいなと思いました!
(取材 かなちゃん)
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。