ど緊張な『オーダー家具相談』へ
いざ出陣！

2021年9月某日、編集部の鳥居が向かったのは西京区樫原。

素敵な家具と雑貨に囲まれた和みカフェ、掲載店の『tote』さん♪

しかしこの日は、カフェのtoteさんに会いに来たわけではありません。

もう一つの顔、『設計士さん』としてのtoteさんに会いに来たのです！

今日から始まるのは家具好きさん必見の連続企画♪

綿密な取材に基づいた人生初☆オーダー家具完成までの道のりを、toteさんの魅力と併せてお届けいたします！

2022年春より、祖母和子が住んでたおうちにて始まる新生活。

無駄使いはしないが、少しは気に入った家具を置きたい。

ネットサーフィンや家具屋さん巡りを散々するも、希望叶うものが全くなかった唯一のアイテム。

あるタイミングで悟りました。

『これ、一生探した“とて”、見つからんやつだ…』と。

toteさんへ導かれるように、ダジャレ親父まで出る始末。

敷居の高そうな設計事務所に出向いて…とかでないのは良かったけど、初一人暮らしで既製品でなく“オーダー家具”。

粋ってやがる…。

ほんでなんか緊張えぐい。笑

toteさんに悟られないよう、オーダー家具は3回目辺りです的な感じで行こう。

叩きつける『心の挑戦状』も準備完了。

しかし。

コンセプトが固まり打ち合わせ日程について相談すれば、まさかのtoteさん。

『もし良ければ開店前のほうがゆっくり話せるかもしれないですし、9時30分とか10時はどうでしょう？鳥居さん大丈夫なら^^』

11時開店を、お客(鳥居さん)の為に早朝出勤！？

とてつもない心遣いで、不意打ち緊張を上げてくる何も知らない罪人tote氏。

※何の罪もないtoteさんは真心対応の設計士さんです

迎えた当日。

いつもは相棒の助手席でVIP送迎。

初めて自転車で向かうtoteさんに案の定迷い、しかし約束には間に合った鳥居。←2時間前に出発した為

事前に浮かれて描いたイメージ図を拡大コピーして、toteさんは図面を起こしてくれていました。

『わー！これが図面なんですか…！』

はい出た、初心者。

自分の陳腐なイラストがPC上の平面図に…☆

『そんな大したもんじゃないですよ～^^』なんて、さ。

toteさんは知らないんですね…“作ってくれる側”の人だから。

思い描いたものを形にして見せてもらえるのって、すごく気分が上がるんですよ。

“作ってもらった側特権”ってやつです。

“オーダー”だからこその、図面なわけです。

家具屋さんやネットの中に、『自分のための図面』なんてないし作られることもない。

鳥居ほどではないにしろ、人生初のオーダー家具って皆さん多少の緊張は抱えてる気がします。

でも自分の為に用意してもらった図面を見て、きっと気分は変わる。

叶えたいデザインの希望を遠慮なく話せる場所が、目の前にopen。

デザイン事務所でなく“カフェ”っていう珍しい場所で。

このお店をどんな想いでつくられたんですか？と、伺った時。

話されてたんです、toteさん。

『例えば“家の水回りキレイにしたいんやけど”とか、“キッチン用品でこんなのあるか探してくれへん？”とか、ちょっとしたことを気軽に相談できるような、toteをそんな場所にできたらいいな…って』と。

人の暮らしに寄り添う、家具や雑貨についての色々。

気負わず聞ける場所って、そう多くはない気がします。

『toteに来てくれる人の、他愛もない日常の一部になれる店になれたら…とか。あ、なんかめっちゃ偉そうなこと言うてる。笑』

って、締めがまたほっこり。

実は鳥居の場合、一人ラーメンより緊張すごかった場所、カフェ。

場違いなプレッシャーとか、無知すぎるコーヒー知識とか、色々壁が高すぎて。

驚きです。

夢や希望、遠慮なく暴露しちまいました。

※設計士toteさん、緊張ほぐし免許も取得済説

しかし、絶望とは突然に起こるもの。

『伺ってた鳥居さんの希望を、一旦全部入れてみたんですけどね…』

様々な要望を浮かれて話す鳥居に、toteさんは衝撃の一言を放ちました。

“本当に欲しいものに出逢った時、心配やためらいなく買えるよう蓄えを持った女であれ”。

祖母和子の教えを、toteさんにて叶えることはできるのか！？

鳥居を軽く絶望させた、容赦ないtoteさんの一言とは！？

気になる続きはパート2にて。

その前に、本日は『toteさん裏話』をお楽しみください☆彡

『tote』さん誕生の舞台裏。

『今日も今日“とて”＝今日も“いつもと変わらず”』

取材で初めて聞いた日、なんて素敵な！…と思ったのを覚えてます。

『そう言ってくれてましたよね、鳥居さん…けどね』←？

『その由来がほんとじゃないんですよ、実は…』

聞かない方がよかったのかもしれない。

あるいはtoteさんのお口を、この場で縛り上げるべきだったのやもしれません。

我が心の感動を呼び起こした

今日も今日とて、まさかの後付けです。(爆笑)

中々決まらなった店名。

思いついたらメモにちょこちょこ書き出して、30個は軽く超えてたんだとか。

toteさんのお名前(本名)から拝借されたものもいくつか。

『マッシュルームカフェ』とか『〇〇商店』とか…“tote”からはまるでかけ離れた名前ばかり。

※〇〇はtoteさんの名字です

驚くなかれ。

その30個の中に『tote』は存在すらしてなかったそうです！

で、“いよいよ決めなやばいぞ”ってなった時。←openの日迫る

その時点でもまだ『tote』は無く(笑)、強力な最終候補に残ってたのは。

まさかの『〇〇商店』。

toteさんは言います、しみじみと。

『いやぁ、アイツは強かったですねぇ…最後まで。』

完成間近のお店を見て、最終“合わない”と流れたアイツは割と最強だったそうで。笑

そんなアイツを押しのけてopen間際に生まれた突如の『tote』。

誕生させたのは、toteさんがお世話になったという方の一言なんだとか。

“今日も今日とて”の由来に感動した方には軽く衝撃かもしれない“真の由来”。

けど、toteさんも今ではしっくりきてるらしいです。

『今はもう、“tote”以外の名前なんて考えられないですね…』

遠くを見つめながら語りつつ、なんかちょっと半笑い気味にも見えて。

本気なのか何なのか…さっぱりつかめない半笑いtote氏。

鳥居判断では公表を決断できなかった真の由来。

気になる方は、お店へお邪魔した時に聞いてみるといいですよ♪

淹れてもらえる美味しいコーヒーで、衝撃もすぐに和らぎますので☆

発音しやすい響きで、ロゴマークの可愛さなんてたまらない『tote』という名前。

toteさんが『tote』さんでよかったです。

見かけた時は思わずクリックしちゃう、そんなtoteさんの『ニュース』。

願わくば、月イチくらいは読みたいものです。

雑貨紹介とか、またしてほしいな^^

ニュースを心待ちにしつつ『キッチンボードができるまで☆パート2』も、皆様どうぞお楽しみに☆彡