風そよぐ高瀬川と鴨川に挟まれた地、団栗橋のたもとに、ゴールドとホワイトを基調とした一際目を引く店舗がオープンしました。
BABBI GELATERIA KYOTO（バビ ジェラテリア キョウト）。
北イタリア生まれのウェハースとスイーツの専門店です。

日本には2012年秋上陸、全国主要都市に百貨店内ショップとして展開しており、独立店としてはここ京都が初めて。2019年10月19 日、満を持してオープンしました。
オープン後1週間は本場イタリアからシェフも来て、腕を奮いました。品揃えは、京都に合うものを厳選。なかでも「ピスタチオと抹茶」という組み合わせがイチオシです。

BABBIといえばピスタチオ、というくらい、ピスタチオは店の代表格。でもなぜ抹茶とピスタチオ？　見た目は同じグリーン系、ピスタチオは豆の美味しさを最大限に引き出しています。一方の抹茶は、日本人が満足する濃厚な味わいを実現。さらに、きな粉と抹茶が合うように、同じ豆系のピスタチオと抹茶は相性がよい！　この組み合わせは目から鱗です、ぜひご賞味あれ。

その他の気になるメニューは全部で18種類。うち15種はレギュラー、3種が季節によって変わります。いまは秋の味わい、メープル×パンプキン、焼き芋バター、巨峰の3種。11月末頃までの季節限定メニューだそう。
コーンは3種から選べます。濃いカカオを練り込んだコーンはほろ苦く、甘いアイスとの相性抜群。ピッコロコーンは本場イタリア創業時からのコーン、何を選んでも合うので、迷ったときには安心のチョイス。また、アイスに刺すハート型のトッピングコーン（クオーレ）は柑橘系のフレーバー付きという、ディティールに至るこだわりが心憎いばかりです。
日本オリジナルのクオーレとブッセはお買い求めも可能、ギフト用としても人気だとか。また、「抹茶とピスタチオのティラミス」、「抹茶とピスタチオのロールケーキ」は京都店限定品！　おもたせにも喜ばれそうです。

「なぜ京都のこの地に？」という問いに対して、「ジェラートを広めるのに、京都という地は最もふさわしいと考えたからです」と明確な答えが返ってきました。

飲食店の多いこの地域ですが、川もあり、京都らしい風情にあふれた界隈として、この辺りをひそかに愛する地元人も多く、散策コースとしても人気があります。店内奥にはゆったりとしたイートインスペースがあり、鴨川を眼下に収める絶景を堪能できます。ちょっと一休みするのにうれしい立地です。

「外国人ツーリストの方も多いですが、地元の方にもぜひふらっとお立ち寄りいただきたいです。5月からは川床も出ますし（「ジェラ床」！）、季節を味わいに、おさんぽ帰りやお買い物の途中にでも、どうぞお気軽にお越しください」。
京都人として、これは行かなければ、ですね！