『キモノの世界をもっと身近に』をコンセプトに、アンティーク着物・リサイクル着物の買取・販売を行う『彼方此方屋（おちこちや）』さん。この春、待望の姉妹店『おちこちや京木棉（きょうもめん）』がオープンしました。

新店舗は、彼方此方屋さんの目と鼻の先、仏光寺通富小路を下がったところ。

日本各地の木綿の反物から、自分にぴったりの着物を仕立てていただけるお店です。
着物といえば、晴れ着を想像するかもしれませんが、『おちこちや京木棉』さんが扱うのは木綿の着物。丈夫で洗える普段着の着物です。

番頭さんは、彼方此方屋の二代目。
着物をモダンに着こなすアドバイスをお聞きしたところ

「着物が何か特別なものとは思わずに、昨日はデニム、今日はレザー、明日は着物で出かけよう！そうやって、一週間に一度でも取り入れてみると、おしゃれの幅もぐっと広がりますよ。」とのこと。

そう聞くと、昔は日本人の誰もが着物を着て生活していたのに、今はタンスに一着もないのがかえって不自然で、何だかもったいないように思えてしまいます。

ちなみに、着物をあつらえるのに必要なのは、身長、腕の長さ、ヒップのサイズ。たったそれだけ。おおよそ、1か月でマイサイズの着物が手に入ります。
（反物とお仕立てで￥24,750～）

これなら、夏の装いにも間に合いそうですね。