まいぷれ伏見区編集スタッフのナッツです🥜
先月から
毎月1回第4金曜日に開講することとなった
「伏見発*日本語教室」、本日は第2講をお届けします☆彡
今日のテーマは…
「漢字を開く」って?
文章を書いていると、
「このことば、漢字で書くべき?それともひらがな?」と迷うことはありませんか?
出版業界では、
「漢字を開く」という表現がよく使われます。これは、漢字で書けることばをあえてひらがなにすることを指します。たとえば、「優しく」と「やさしく」、「頂く」と「いただく」。どちらも間違いではありませんが、近年は「やさしく」「いただく」とひらがなで書く流れが主流になっています。
では、なぜわざわざ「漢字を開く」のでしょうか?
最大の理由は
「読みやすさ」です。漢字が多すぎると文章が硬くなり、読者がストレスを感じやすくなります。特にWeb記事や広告など、幅広い読者を想定する場合は、できるだけスムーズに読める表現が求められます。
また、漢字を開くことで
「やわらかさ」や「親しみやすさ」も生まれます。たとえば、「易しい」と「やさしい」では、前者のほうが少し堅い印象を受けませんか?
なかでも、動詞の「複合語」では、ひらがなにする傾向が強まっています。
「走り続ける」よりも「走りつづける」のほうが、視覚的にもリズム的にも読みやすく感じられますよね😊
この流れは、かつての日本の「漢字主義」からの変化ともいえます。
昔は、知的で格調高い文章には漢字が多く使われました。漢語を深く修得していた文豪の文章なんか、漢字だらけでした(笑)。
しかし、現代では
「誰にでも伝わること」が何より重視されるため、開くほうが好まれるようになっています。
もちろん、すべての漢字を開けばいいわけではありません。
「必要な漢字」と「開いたほうがよい漢字」のバランスを意識することが大切です。
また、雰囲気も大切なので、あえて純文学調を狙うために漢字を多用する、というような場合もありえます。
ですが、それはあくまでごく一部の特殊な例といえるでしょう。
発信の自由度が高まるいまだからこそ、「どう書けば伝わりやすいか」を意識することは重要です。むずかしいテクニックは必要ありません。ちょっとした意識で、文章の印象は大きく変わります。
「読まれる文章」を目指すなら、ぜひ「漢字を開く」工夫を取り入れてみてくださいね😉
ということで、本日の授業はここまで🏫
次回もどうぞお楽しみに~♬
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