【ささやんの防災】No.12〜今後に生かせる「地域防災」を考えよう⑥〜
まいぷれ伏見区 編集スタッフ
少し防災を勉強したささやんです!
障害のある方,外国人の方への対応
【取組のポイント】
○災害発生時の助け合いにおいては,地域に住む様々な方が自主防災組織の活動へ
の理解を深めるとともに,様々な方がお互いを知ることが大切です。
○障害のある方や外国人の方など,より多くの住民に防災訓練に参加してもらえる
ように工夫しましょう。
(上京区)桃薗
誰一人,取り残さない~聴覚に障害をお持ちの方に対する取組
桃薗学区では,京都市手話学習会「みみずく」の会員である聴覚に障害をお持ちの方2
名が,手話通訳者1名とともに自主防災会総合防災訓練に参加いただきました。
訓練開始時には自主防災会長自らが,学区民に向け手話による挨拶を行いました。
この取組は,聴覚に障害をお持ちの方に対して,地震等の大規模災害が発生した際の行
動手順(身の安全の確保~地域の集合場所へ避難~必要な初動活動~避難所への避難)を
理解していただきたいという自主防災会長の強い思いにより実現したものです。
訓練の内容については,手話通訳者により,逐次,適切に通訳され,聴覚に障害をお持
ちの方にも十分に理解し,実施できるものでした。
しかしながら,手話通訳者が不在であれば,大規模災害時,適切に避難情報等を提供できるかという課題が残りました。
今後も課題解決に向けて取り組む必要があります。
⾧時間の参加となれば,トイレなど課題は多いと思いますが,そういった課題も確認で
きる機会となっています。
(上京区)仁和
災害時の外国人の方への対応を考える取組
仁和学区では,令和元年度の総合防災訓練において,外国人女性の会パルヨンからハッ
カライネン・ニーナ氏を招き,災害時に外国人の方への対応について学ぶ,学習型訓練を
取り入れました。
大災害時,日本語を完全に理解できていない外国人の方に「避難所へ!!」と伝えても
理解は難しく,重要な情報が伝わらない,又は適切な行動が取れない可能性があります。
そこで,避難所を「逃げるところ」と簡単な日本語に言い換えることで,「避難所」が「身
を守るために避難する場所」であることを伝えることができます。
「外国人が災害時にどのように感じているか?」ハッカライネン・ニーナ氏の講話とク
イズによる学習型訓練により,参加者が興味を持って理解を深めることができました。
(右京区)安井
障がい者就労継続支援施設の訓練参加
安井学区では,総合防災訓練に,学区内の障がい者就労継続支援施設の方が参加されて
います。車いすでの参加であるため,各段差(グラウンドや体育館の入り口等)を通過す
る際は,周囲の者で転倒防止や乗り越えの補助を実施し,体育館への移動は車いす使用者
を第一優先で移動させ,必要な空間の確保を実施しました。
⾧時間の参加となれば,トイレなど課題は多いと思いますが,そういった課題も確認で
きる機会となっています。
防災訓練・防災活動事例集 ~進化し続ける自主防災組織~(引用資料)
https://www.city.kyoto.lg.jp/digitalbook/page/0000002183.html