子育て中の皆さんが家を建てる時は、
子育て後のことまで見据えて、間取りを考えなければいけません。
子どもたちはやがて家を出ていく可能性が高いので、その時に備えて、
子ども部屋は使い勝手よくつくっておいた方がいいというわけです。
では、子ども部屋はどうつくるのがベターなのか、一緒に考えていきたいと思います。
✔︎子どもたちが小さいうち
小さな子どもたちにとって使いやすい部屋とは、一体どんな部屋でしょう。
例えば、一般的に子ども部屋は2階につくられることが多いですが、残念ながら
小さな子どもたちは2階にある自分の部屋を全く使いません。
小さな子どもたちは絶対に親から離れた場所で過ごさないからです。
となると、子どもたちのおもちゃや絵本は、自分たちの部屋ではなく、リビング周辺に置かざるを得なくなります。
そして、片付かないリビングに、いつもイライラしながら過ごすことになります。
一方で、
子ども部屋を1階につくると子どもたちが自分の部屋を使う頻度が増えます。
すると、リビングが片付き、いつもスッキリした家を保ちやすくなります。
そんなわけで、子育て期間中にフォーカスすると
子ども部屋は1階につくる方がベターだというわけです。
✔︎思春期を迎えた時
では、子どもたちが成長し、思春期を迎えた時はどうでしょうか。
この場合、子ども部屋が1階だと、
子どもたちのプライバシーが低くなりそうな気がしますよね。
子どもとて、それなりの歳になれば、親との距離を取りたくなるものですから。
ゆえに、自分たちの昔のことを思い出してか、この時期に備えて子ども部屋を2階につくるのが当たり前になっている方も多いと思います。
ですが、プライバシーだけが問題なら、間取りのつくり方次第で
1階の子ども部屋にもプライバシーを作ってあげることもできるのです。
✔︎歳をとってから
子どもたちが出て行った後は、夫婦2人だけの生活がずっと続くことになります。
では、子ども部屋も寝室も2階にある2階建ての家を建てた場合、数十年後どのような暮らしになるのでしょうか。
おそらく2階は全く使わないと思いませんか。
また、健康ならまだしも、やがて足腰が弱ったり事故などで体が不自由になってしまったらどうなるのでしょうか。
日常生活で支障なく暮らせるように、部屋を増築せざるを得なくなりますよね。
そんなわけで、老後のことを想像してみると、子ども部屋を1階につくっておく方がいいと私は思うわけです。
使わなくなった子ども部屋を、部屋や収納として使えば、わざわざ貴重な老後資金を捻出して増築する必要ありませんからね。
✔︎家づくりに必要な柔軟な思考
このように考えてみると、子ども部屋って2階につくるより、
1階につくった方がいいかなと思っていただけたのではないでしょうか。
これはあくまで一例ですが、実は、家づくりには子ども部屋の考え方のように、なぜか
勝手に決めつけてしまっているセオリーというのもがいくつもあります。
それらは
家づくりの範囲を大幅に縮め、かつ暮らしにくさをつくりだす原因になっていたり、コストがかさむ原因になっていたりします。
なので、人から聞いた話を鵜呑みにするのではなく、こういった視点も考慮した上で、家づくりをしていただけたらと思います。
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