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伏見人

新井晴美さん(清泉習字教室/先生) vol.247

生涯を通じて書道に邁進し、その心を後世へと伝え続ける書道教室の先生

今回の伏見人に登場いただくのは、「清泉習字教室」の先生を務める、新井晴美さん

 

小学生の頃に習った書道教室がきっかけで、字を書くことの楽しさを知り、書道の世界へ。

今も師について習いながら、少しでも書道が後世へ広がり、楽しさを知ってくれる人が増えたらという気持ちで活動、指導されている先生です。

Q1. どんなお仕事/活動をしていますか?

生徒さんの「書」を丁寧に添削していく新井先生

書道教室の先生の傍ら、現役で書と向き合っている

 

今は丹波橋駅の前にある呉竹文化センターをメインに月に3回、書道教室を開いています。

 

今で生徒さんは7人ほど通ってくれていて、小学生から大人の方までと、字の基礎から書写検定を目指す方までと、それぞれのレベルに応じた指導を行っています。

 

小学生の頃から書道を続けてきましたが、出産を機に一度書道から離れてしまった時期がありました。
それでも心の中では常に「また書道をしたい」という思いがあり、子育てが落ち着いた頃に現在もお世話になっている大西先生のもとで再び学び始めました。

 

大西先生には書道の基本から臨書の大切さ、魅力を教えて頂き、やる気のある人には書道教室を開くようにも指導してくれるので、教室を開くことが出来ました。

中学生時代 表彰式の写真

新井先生の書

今も臨書展に出展するなど、日々、課題に取り組んでいる

 

今も大西先生のところに通っていますが、毎月の課題はもちろん、臨書展にも出展しています。

 

令和3年に開催された「現代書作家協会展 臨書部門」では準大賞を頂いたことがあり、その時の作品は書道人生で一番の渾身作です。

失敗しながらも何枚も書き直し、技と魂を込めた作品だったのでとても嬉しかったです。

 

そして今年出展した作品は、「京都市長賞」というものを頂き、8月には東京で授賞式もあったので出席してきました。

 

授賞式に出席させてもらうのも、人生でそうたくさんあるものでもないので、いい経験になりました。

令和3年度「現代書作家協会展 臨書部門」準大賞作品

今年8月に東京で開催された、授賞式で撮影した一枚

Q2. 大切にしていること/こだわり

プロである以上、自分の技術を磨き続けていく

 

うーん。一言では難しいのですが、書道って生涯学習で、細く長く続けてもらえる習い事だと思っています。

そのためにはやはり楽しいっていうのが大切で、基礎を大事にしてほしいです。

 

無理やりやっているものってあまり続かないし、スポーツと違ってピークがある習い事でもないので、いくつになってもゆっくり続けてもらえるのが書道。

 

私も師という立場で、プロとして恥ずかしくないように自分の技術を磨き続ける必要があると思っています。

ずっと走り続けるのはしんどいけれど、息抜きしながらでも小さい目標を決めてコツコツと積み重ねていくのがとても大切だなと感じます。

今もなお、書道を究め続けている新井先生

Q3. 伏見のココが好き!!

伏見区にしかない街並みと雰囲気が好き

 

場所といわれると難しいですが、伏見区の街並みの雰囲気がとても好きです。

酒蔵が並んでいるあの雰囲気だったり、歴史ある建物なども見るのが好きなんですよね。

 

歴史が好きなので歴史巡りなんかも良くしています。

坂本さん(坂本龍馬)の寺田屋事件も好きで、寺田屋もまだ旅館をしているときに泊ったことがありますよ。

 

あと、お買い物もなんだかんだ大手筋商店街で済ませられるので、便利ですよね。

伏見区は歩いているだけで、落ち着く街だなと思います。

伏見区の酒蔵が並ぶ街並み

Q4. オススメのお店・場所

京都らしい味や丁寧な料理の魅力

 

円山公園にある「平野屋本家」さんで食べることができる“いもぼう”がおすすめです

海老芋と棒鱈を一緒に炊いたもので、京都らしい味ですごく美味しいんですよ。

 

あと懐石料理もすごく好きで、結婚してからはあまり行く機会が減ってしまったけど、独身時代はよく行ってました。

 

それに「梅園」さんっていう甘味処のお店なのですが、白玉蜜とかクリームあんみつとか、夏だったらお抹茶のかき氷なんかもあって、高校生の頃からずっと大好きです。

今でもも河原町の方に行ったら、ついつい寄ってしまいます。

京名物「いもぼう」

甘味処のスイーツ

Q5. 今後の目標

書道の楽しさを知ってもらいたい。

もうちょっと書道教室の日にちを増やして、いろんな生徒さんに来てもらいたいですね。

 

私の技術を生徒さんに伝えることで、書道の良さや楽しさを知っていただき、後世へとつなげていくことが私の理想です。
字を美しく書けるようになるのはもちろん、先人たちが残した素晴らしい古筆を臨書する喜びも一緒に味わってほしいと思っています。

 

そして今の時代だからこそ、書道が持つ価値や必要性を多くの方に知っていただきたい。
その思いを胸に、書道の輪を少しずつでも広げていければと願っています。

Q6. まいぷれスタッフ独自調査中!最後の晩餐に食べたいものは?

最後は昔から大好きな懐石料理を食べたい

 

日本料理。うーん。やはり懐石料理ですかね。

特にどこのお店の!とかはないけど、旅館とかで出てくる、懐石料理を食べたいですね。

 

お魚も生のお魚よりかは焼いた魚の方が好きです。

 

清泉習字教室

書道教室

幼児から大人まで。基礎から丁寧指導で確かな上達を目指せます。

京都市伏見区京町南35-1

【編集コメント】

 

新井先生は凛とした空気の中に芯が通っているようなお人柄で、お話を聞いていても、書のことがとても好きなんだなと感じました。

 

今このスマホやパソコンばかりのデジタル社会の中で、字を書く機会も減少していますが、あえてこの時代に書道という習い事は、とても大事なものではないのかと思います。

 

ただ単に字を書くだけでなく、その一つの字を書くにも文字そのものの印象を感じたり、気持ちを落ち着かせたり、集中する力だったり、書道を通していろいろな良い影響を受けることができるものだと感じました。

 

字が綺麗だと周りの人に与える影響も変わってきたり、自分の一生の宝物にもなる、素敵な習い事だと思います。

この度は貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。

 

(取材 あっかーまん)

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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