伏見人
音楽を通じ、子どもたちの満面の笑顔を引き出すプロフェッショナル

今回の伏見人はほり音楽教室主宰の堀克美さんです。
深草・大亀谷の閑静な住宅街のなかに現れる「ほり音楽教室」さん。
季節の花々に彩られた門構えが、ウェルカムと言ってくれているようです。
長年地域に根差し、リトミックとピアノ教室の先生として活動を続けてこられた堀先生に、音楽の魅力や子どもたちとの向き合い方について、さまざまなお話を伺いました✨
「ほり音楽教室」はリトミック研究センター ローランドミュージックスクールの認定教室です
子どもの頃から、オルガン、ピアノを学んできました。そしてリトミックとの出会いにより、ピアノの導入時期にリトミックも取り入れると子どもの成長・発達面でとてもよいと知り、そこからピアノとリトミックを教える教室をオープンしました。
結婚を機に伏見に移り住み、もともとは隣町で教室を運営していましたが、生徒さんの人数も増え、もう少し広いところを探すなかで、こちらに移ってきました。教室開講スタートから、28年になります。
リトミックは6ケ月のベビーちゃんから始めていただけます。基本はグループレッスンですが、個人レッスンになる場合もあります。年少さんまでは親子一緒のレッスンで、しっかりふれあっていただきます。年長さんからリトミックピアノになり、その後ピアノへ移行していきます。

音符の勉強。感覚的理解から知的理解へと段階を踏んで学びが進んでいきます♬

リトミックの様子。手は「第二の脳」、幼い頃に手先指先をたくさん使うことはとても大切✨
成長してもらうこと、音楽的に上達することも大切ですが、何よりもここにいる時間を「楽しかった」と思って、笑顔で帰ってもらうことが大事だと思っています。
音楽を好きでいてほしい。そして、もっともっと好きになってほしいですね。
ピアノはモチベーションを保つことも大切なので、春と秋に発表会を開催しています。
演奏する曲は生徒さんと相談して決めます。自分で弾いてみたい!と選んだ曲なので、一生懸命取り組んでくれます。
秋は連弾発表会です。
なぜ連弾かというと、なかなかひとと一緒にひとつの曲をつくり上げる機会ってありませんよね。
音の調和も大切ですが、子どもたち自身のコミュニケーションの力を育むことにもなるんです。

からだを使った遊びのなかから、リズム感や身体表現、そしてコミュニケーション力も育まれます♪

連弾は子どもたちにとってとても大きなモノをもたらします。時にはこのように3人6手連弾も♬
そして、お子さんは本当に一人ひとり違うので、それぞれに寄り添うことをいつも心がけています。
リトミックコースの子どもたちが来ると、まず「今日は何をする?」と尋ねます。そこで、やりたいことを自分で見つけて、それに取り組む。そのための知育教具を、あれこれ取り揃えています。
遊びとレッスンのけじめは必要ですが、まず自分の好きな遊びに夢中になり、満足感や達成感を得てから、レッスンに入っていくようにしています。
また、上達や成長のためにはやはり練習は大切です。小さなことをコツコツ積み重ねる大切さを知ってほしいと思っています。
特にピアノは「いかにおうちで練習してきてもらうか?」を考え、工夫を重ねていますね(笑)。
「できた!」という達成感は自己肯定感を高めます。レッスンを通して、自分に対する自信をつけてほしいと願っています。
時にはなかなかスイッチが入らないお子さんもおられますが、そんなときこそその子にしっかり向き合って、子どもたち一人ひとりの“いま”の、等身大の姿をそのまま認めてあげること。それが何より大事だと思います。
音楽教室を長く続けてきたなかで、そのことをひしひしと感じています。
時々さんぽしている北堀公園
新緑の季節から四季折々の変化も目を楽しませてくれます
伏見は、交通の便がとてもよいですよね。他府県にも出やすい。
大手筋のように賑わう商店街もあれば、緑豊かな自然がたくさん残っているところも気に入っています。
歴史的な建造物も多いですし、心豊かに過ごせるまちだと思います。
音楽教室のすぐ近くに北堀公園があります。ここは朝のさんぽ道です。
四季折々の花々がとても美しく、これから雨の季節はアジサイがきれいですね。
伏見には美味しいお店が多いですが、長く通っているのは、町中華の大珉さん。
また、手打ちうどん・福来たるさんにもよく行きます。ゴボ天とサツマ天が付いてくるおうどんがお気に入りです。

伏見が誇る町中華の代表店「大珉」さん

「福来たる」さんで一番のお気に入り♬
もっともっとたくさんの子どもたちに出会いたいですね。
昔の教え子さんが結婚して、今度は自分のお子さんを連れてきてくれたりすることもあり、教室をやっていてよかったなあと感じます。
変わらないことも大切ですが、時代に合わせることも必要だと思います。
いまはデジタル教材の勉強もしながら、さまざまな特性を持った子どもたちとの関わり合いなども、学びはじめました。
「いまの時代に、この場所で、できること」を続けていきたいですね。
教室では、おとなの方にもピアノを習っていただいています。昔習っていた方も、そうじゃない方も、「弾きたい」と感じたタイミングを大切に、また音楽にふれる・自ら奏でる日々を過ごしてもらえたらうれしいです。
保育士さんも習いに来てくれています。「子どもたちのために、もっといろんな曲を弾けるようになりたい」、と。そういう気持ちをお手伝いできるのは、とてもうれしいですね。

カラフルな手先指先を使う知育教具の数々。手づくりで、時々入れ替えもしています✨
こんな可愛い階段なら、2階の練習室に上がるのも楽しくなりますね♬
パネルシアターを使って。これからの雨の季節、子どもたちはカエルさんになってみたり、鳴き声を真似てみたりしながら、楽しく学びを深めていきます♪
お番茶が好きなんです。
なので、最後ならばお番茶のお茶漬け。
そしてお茶は一保堂さん。具は、たらこですね。
【編集コメント】
花々に囲まれた素敵な門構えにまず感動! 次になかに入って、あ、子どももママパパも居心地いいだろうなあ、と感じました✨
元気の出る色・イエローの壁紙。あちこちに飾られているきれいなお花や愛らしい小物たち。リトミックで大切にしている手先指先を使うカラフルな遊び道具の数々も、手づくりであったり、子どもたちが喜んで遊んでいる姿が目の前に見えるよう!
わが子の幼かった頃を思い出すだけでなく、自分も童心に帰るひとときでした。
音楽がある人生は素晴らしいと思います。その音楽の楽しさを愛情をもって教えてくれる堀先生は、多くの子どもたちの人生を豊かな色に染めるお手伝いを長年にわたって続けてこられたんだなあと感じ入りました。
どうぞこれからも、この地で多くの子どもたちの成長を見守り、人生の喜びを開花させる頼りになる先生として、長く活躍していただきたいです♬
(取材 ナッツ)
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。